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4月19日、足利市に行く。足利は2度めでやはり今年の2月──あっそうそう、前の記事に書いたその時──以来。「また桜の頃に行けたらいいな」っていうそのことをツイッタで呟いたら、足利市在住のフォロワさん、Oさんが案内して下さるとのことで、ご厚意に甘えまくりのかたちで実現しちゃったわけだ。 この日、件の桜──まあ、私の早とちりで、実は地元の保存会のようなところが桜の木を植えてまだ何年も経っていないらしくそもそもまだまだお花見をするという感じではない、とOさんからは聞かされていたわけ。しかも4月も半ばを過ぎて、ことし都内は開花が早かったしそもそも時期的にどうなんだろう?と心配もしていたのだけれど、その点は全く問題なくて、その長途路川の幼い桜の木もそうだけど、Oさんに連れて行っていただいた市街地の何という川だろう、ちいさな川の両側、枝垂桜がまるで豊満な姿態のお姉さんのように見事に咲いていた──ほかに連れて行っていただいた足利学校、鑁阿寺、織姫神社なんていう足利の "鉄板" の観光名所は、おそらく王道を避けちゃうクセのある私ひとりだとぜったい行くことななかっただろうし、「日本三大縁切り」のひとつ門田稲荷神社なんていうところにも連れて行ってもらって、そうそう、どうしてそこに行くことになったかというと、織姫神社で美少女キャラが描かれた絵馬が二種類あるという話をOさんがしだして、(名前も教えていただいたのだけど思い出せないのだか)ひとつは織姫神社のキャラ、もうひとつは門田稲荷のキャラで、門田稲荷のキャラの方は縁切りだけあって色づかいがちょっとダークなのだ、ということから始まって、織姫神社のを見たからには門田稲荷のそれも見なければ…ということになったのだ。三大縁切りというのがどのくらいポピュラーなのかは知らないが、私の当初の目的だった長途路川の角行さんの桜よりもはるかに観光というにはマニアな場所ではないだろうか。 そんな具合でほんとに色々なところを車で案内していただいて、しかも地元の歴史に詳しいOさんの解説は非常に楽しかった。私がワインを飲めさえしたらOさんオススメのワイナリーにも行ってみたかったところなんだけれど、ワインが苦手なところへもってきて、前の晩というか当日朝まで友だちと飲んでいて足利まで来る途中も何度か電車を降りておトイレに駆け込んで…を繰り返したコンディションでは、如何ともし難い。 で、だ。 最初に私のリクエストで連れて行ってもらったのは、樺崎八幡宮。 前の記事に書いた富士講というか富士信仰にかんする展覧会の解説ボードの "立体曼荼羅" という言葉がずっと気になっていて、その構成要素である、前回行った3つの仙元宮、渡良瀬川の向こうの男浅間・女浅間、それから大月町の里山の頂上の日月神社、そしてこの樺崎八幡宮、その中でも樺崎八幡宮だけが(富士信仰との関係が)なんだかよくわからなくて、一度行ってみたかったのだし、その何かちょっと怪しげな "立体曼荼羅" というそのイメージを、少しでも感得?できたらなあ、という思いもアリ……。 バイパスから枝分かれして樺崎地区に入ると閉めきった車内にまで何やらお囃子の音が聞こえてくる。やがて里山左手、中腹に建つお社に続く石段はずっと向こう、バイパスから枝分かれして、左右ののどかな里山が少しずつ近付いてくる平地の奥へと続く道路沿い、入り口に大きな大きな幟が見えて、誘導されるまままだ三割がたも埋まっていない広い駐車場のなかに車は停まる。私は勝手に、山間の厳しい地形の中にあるお社を想像していたので、なんだかすごく意外な感じがする。 石段を上ると拝殿、右手にはテントが何棟か建って、焼鳥だの焼そばだの、地元の方が食べ物の露店を出している。その先、社殿からなんだか間延びしたような空間を隔ててすこし奥に立派な神楽殿がありお神楽もおこなわれている。Oさんの話によると有名なお神楽なのだそうで、初めて樺崎八幡宮に来てたまたまお神楽も見れるというのは相当にラッキーなことらしい。「お神楽見物をする時は飲み食いしながら」っていうのは去年学んだことだけれど、焼鳥も焼そばも食べられるコンディションではなく、社殿をはさんで反対側に野点の席が設けられているのを見つけてOさんと一緒にお抹茶をいただく。 野点の席の先からは大きな池を含む広い庭園だったらしい遺跡を見下ろせる。たしかOさんも話していたけど、平泉の毛越寺の庭園を思い出すような広さ。 "立体曼荼羅" は……うーん。日月神社に行くのは無理そうだけれど、ペタンコ祭の時にでも男浅間のある浅間山へ行ってまた思いを馳せてみよう。……あっ、そんなことより何より先に、私はそもそも曼荼羅というものをあまり理解していないのであった。 来年、また同じ日に足利に来て、また長途路川の若い桜を、そして樺崎八幡宮のお神楽をじっくり見たいなあ。 そして「足利桜道紀行」は後半へと続くのであった……。 →国指定史跡「樺崎寺跡」(足利市のサイト)
by fumi2324
| 2015-04-26 22:48
| 雑文
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